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チェルノブイリと日本のセシウム暫定基準値比較

ウクライナは内部被ばくを考慮して算出していたとのことですが、それに比べる日本の現在の暫定基準値は高いように見えます。諸外国は内部被ばくは考慮しなくていいので、その基準値と比較して日本の数値を議論するのは意味があるのでしょうか。

チェルノブイリとの比較:放射性セシウムの基準比較
  (Acceptable levels of 137Cs (Bq/kg) in food)
品目 Ukraine
ウクライナ('97)
Japan
日本暫定基準
(震災後/Now)
Japan
日本基準
(震災前/Previous)
飲料水(Water) 2 200 10(※2)
ジャガイモ(potatos) 60 500 370
野菜(Vegetables) 40 500 370
肉類(Meat and Meat products) 200 500 370
魚(Fish and Fish products) 150 500 370
牛乳・乳製品(Milk) 100 200 370
卵 (1個) (An Egg) 6 約30(※1)
粉ミルク(baby formula) 500 200
幼児用食品(Special children's food) 40 なし
単位 卵以外は(Bq/Kg)
各国の暫定基準値 放射性セシウム(134Cs+137Cs)
  (Acceptable levels of 134Cs+137Cs (Bq/kg) in food)
品目 USA
米国
EU
(※3)
China
中国
Korea
韓国
飲料水(Water) 1200 200 370
ジャガイモ(potatos) 1200 200 90 370
野菜(Vegetables) 1200 500 210 370
肉類(Meat and Meat products) 1200 500 800 370
魚(Fish and Fish products) 1200 500 800 370
牛乳・乳製品(Milk) 1200 200 330 370
卵 (1個) (An Egg) 約72(※1) 約30(※1) 約22(※1)
粉ミルク(baby formula) 1200
幼児用食品(Special children's food) 1200
単位 卵以外は(Bq/Kg)

各国の暫定基準値は消費者庁の「食品と放射能Q&A」による
※1:卵1個60gとして換算
※2:日本独自ではなく、WHO基準に準拠していたため10Bq/kgと記載
※3:日本の食品のみ適用する規制値

「食品と放射能Q&A」によると、500Bq/kgの放射性セシウム137が検出された飲食物を100g摂取した場合は0.0007mSv、300Bq/kgの放射性ヨウ素131が検出された飲食物を1kg摂取した場合は0.005mSvと記載されています。

参照

仮に以下のような食事をとった場合で、
すべての食材が放射性セシウムの基準値上限だったと仮定した場合

◇ 朝ごはん:ごはん、味噌汁、目玉焼き、サラダ
◇ 昼ごはん:茄子とキャベツの豚丼(茄子、キャベツ、豚肉、ごはん)、漬物
◇ 夜ごはん:ごはん、味噌汁、大根と椎茸の煮物(鶏肉、大根、椎茸)、サラダ

1日に0.008132mSV
 365日同じメニューだとして、年間2.96mSV
 (=1人当たり自然放射線・年間世界平均)になると考えられます。

放射性セシウム137の半減期約30年(※1)と合わせて考えていく必要がありそうです。

(※1) 半減期:以下に半減期のわかりやすい説明があります
※あくまでも計算上であり、被ばく量の正しさを保障するものではありません。

【参考にしたWebサイト】
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
http://www.caa.go.jp/jisin/pdf/110530food_qa.pdf
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-04-07

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